50回目のファーストキス
映画の日ってことで観てきました。映画館に行くたびに予告に心を揺さぶられて、あれも見たい!これも見たい!と思うけれど、レディースデーか映画の日にしか映画館に行こうと思えないので、結局は月1回程度のペースになってしまう。そんなに映画大好き!っていうわけでもないし。
しかし、この映画久々にあたしのつぼにかなーりはまった。声を大にしてオススメさせていただきたいと思う次第でございます。基本的に悲しいお話が好きで、ハッピーエンドも全然求めていないし、楽しいばっかりのコメディーにはあまり惹かれない。否定する気は毛頭ないけれど、好みの問題だから、こればっかりは・・・。
バタフライ・エフェクトの時にも書いたけど、これまた「記憶」がキーワードになっている映画。事故で側頭葉をひどく損傷して短期記憶を失ってしまった女性がヒロイン。長期記憶はダメージを受けていないので、事故の前日までの記憶はあるのだけれど、新しいことを記憶できないために、1日が終わり眠っている間にその日のことを全て忘れてしまって、事故当日の朝に戻るということを延々くり返してしまう。そんなことはつゆしらず、ヒロインにほれてしまう主人公。何度も何度も繰りかえし手を変え品を変え、主人公はこの恋を成就させようとする。そして・・・。てな感じ。
ユーモアたっぷりなのに切なさで泣けてしまう、すごくバランスが取れた映画だと感じた。本気で笑えて本気で泣ける。「バランスが取れている」ということに最近かなり執着心があって、そんなことも関係あるのかないのか・・・。けど、そんな後付けの理由がなくても、素直に観てよかったなぁ、また観たいなぁと思える映画だった。こういう爽やかな後味の映画では"love actually"がイチオシだったんだけど、それに並ぶかもしくは越えちゃった感もあり。
個人的にはドリュー・バリモア(ヒロイン)って、何でこんなに引っ張りだこなんだろう?っていう疑問がずっとあって、何年か前に映画に復帰して以来、ほんといろんな作品に出ているけれど、映画ポスターとかで見る限り、ちょっとぽっちゃりぎみだし、もっときれいな人いっぱいいるのに・・・とさえ思ってた。けど、この映画を見ると彼女に魅了される気持ちがすごく実感できた。一言で表してしまうと「かわいらしい」になっちゃうんだけど、同じ女性としてやられたーというか、かなわないというか、あのかわいらしさはずるい!サンドラー(主人公)が惚れちゃうのもわかる。お父さんや弟が必死で彼女が傷つかないように守ろうとするのもわかる。ドリュー・バリモアの魅力発見も収穫だったかな。
ひとつだけ残念なのは邦題で、内容を考えてみると「50回目のファーストキス」じゃなくて、原題の"50 FIRST DATES"なんですよ。やっぱり。オーストラリアに留学中にDVDで観た子に言われ、意識しながら観ていたけど、おっしゃるとおりという感じ。気になる人は観てみてほしい。これ観てげんなりする人はほとんどいないんじゃないか、と思う。